土運び。
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今日の原村は、梅雨の晴れ間で一日いい天気でした。
今日はいくつかの現場に材料運びをしました。
MT車の運転もトラックの運転もそこそこ慣れてきたところですが、事故だけは気をつけたいと思います。
本題ですが、
先日、土壁の土をもらいに長野市の小坂商会まで行って来ました。
荒壁土をトラックに載せているところ。
荒壁土。
2階部分でつくった土が1階部分に落ちて溜まるようにできています。
ここの土を重機で運んでトラックに載せました。
中塗り土。
水分が多いため、荒壁土に比べてきめの細かい粘土質の土。
荒壁土に入っている藁。
農家によくある機械で粉砕したものです。
中塗り土に入っている藁(ネコズサ)。
荒壁土のものより、だいぶ細かい藁です。
専用の機械でつくられています。
土がつくられていく工程を簡単に説明すると…
最初に土を砕くところ。
砕いた土をベルトコンベアーで運びます。
根っこや石は手で取り除きます。
さらに細かく砕きます。
小さな石なら砕けてしまうとか。
土と藁を混ぜる機械。
ベルトコンベアーで運んだ土と水と藁を混ぜます。
土を砕いて、藁を混ぜて、砂利を混ぜて、寝かせてというその流れが滞りなく行われるように、ベルトコンベアーや混ぜる機械が配置されていました。
説明を聞いただけでも、無駄がなく効率のよい仕事場だなと感じました。
荒壁土、中塗り土の上げ下げをしたり、土を塗り終えた壁を見たりと、段々と土壁の工程が見えてきたところですが、土そのものがつくられる工程を知ることができたのは貴重な経験でした。
飯田